16期生の大倉さんを偲ぶ

管理者は、大倉さんの現役時代のことはわからないのですが、卒業後入学した私の現役時代に良きにつけ悪しきにつけ、指導をいただいたことを思い出します。良きことは、常に前向きに挑戦する気持ちと対戦相手に対する負けない気迫を持ち続けることを、特には阪神タイガースの入団テストを受けるために、バティング練習のピッチャーに指名され相手をさせて頂いたのですが、前に打球が飛ばず、10球程度ということで始めたのですが、バットの芯に連打し納得いくまで打撃投手の相手をさせられました。高校1年生の投球を打てない焦りと口惜しさを前面に出して向かって来られた。迫力がありました。なめてかかっておられたのでしょう。<後日大倉さんから連絡をいただき、『投手』として入団テストに合格されました。>

その当時の球友が皆ではないかなあ。練習の取り組み方<特に手の抜き方⁇>を色々手ほどきを受けた。当時は水は飲めない時代で、如何にして喉を潤すか?や、私は投手でしたので毎日野球陸上部で、来る日も来る日も走ることが第一で、校庭外を出来るだけ練習場にして走れと。<校外は人が見ていますので、緊張感もあるが色々と工夫ができる。大倉さんが偶に校外食堂屋さんからお声がけがあり、チョットそこで休憩をしたり。しかしながら、グラウンドでは手を抜くと大きな声で𠮟咤激励されました。タイガースを退団後大体大に進学、中学の体育科教諭として教鞭をとられながら、野球、サッカー部活動に従事され、私の息子が野球部でお世話になった時、校外コーチに指名され、一緒に中学野球の指導をさせて頂きました。退職後は少年野球に携わられ、一生を野球とともに過ごされました。安らかにお眠りください。